組合を経営する。

組合を経営する。

恵まれたロケーションを最大限に活かし、若い世代から選ばれ続けるマンションであるために。 建替えを見据え、ライフサイクルコストの最適化を図りつつ、資産価値維持・向上のため必要に応じ投資できる「経営する管理組合」であるために。多様な世代が安全安心で共に暮らしやすい、理解と協力のあふれる街であるために。

私たちにいま求められるのは、組合を経営するという視点です。

長期修繕計画は、将来にわたって持続可能な夢海を築くための設計図です。夢海の未来を創造する、夢海を未来へと導く羅針盤です。長期修繕計画委員会は、区分所有者が共同で組合を経営するという視点と認識で、もう次の30年に向かっています。

3つの立場と視点。

日常生活の快適性を求める「居住者」として。 資産価値の維持や向上をめざす「区分所有者」として。持続可能な管理組合を経営する「組合員」として。私たちには3つの立場と視点があります。

長期修繕計画とは。

分譲マンションは、専有部分と共用部分で建物等が構成されており、 共用部分については、区分所有者全員で団体(管理組合)を構成し管理を行うこととなります。建物等については、経年により劣化していきますので、それに対処するためには 適時適切に修繕工事等を行う必要があります。ただし、修繕工事等の費用は多額であり、修繕工事等の実施時に一括で徴収することは、 区分所有者に大きな負担を強いることとなります。場合によっては、費用不足のため必要な修繕工事等が行えず、 建物等の劣化を進行させることとなり、それにより、あとで大きな負担が発生するおそれもあります。長期修繕計画は、そのようなことがないように、将来予想される修繕工事等を計画し、必要な費用を算出し、月々の修繕積立金を設定するために作成するものです。

ボランタリーな組織と体制。

管理組合は、団地・マンションといった集合住宅を維持・管理する目的の組織です。区分所有法は、区分所有者全員で「管理組合を構成すること」と規定しています。つまり、夢海の街の住戸を購入し区分所有者になれば管理組合に加入することが義務づけられています。

管理組合の最高意思決定機関は「総会」です。

そこでは、管理組合で集めた修繕積立金の使い方、管理組合規則の改定、役員の専任などについて話し合います。総会は区分所有法で年1回以上の開催が義務づけられており、原則、区分所有者の全員参加が求められます。 長期修繕計画を策定するにあたり、理事会の諮問機関として「長期修繕計画管理委員会(LTMPB)」と「集会所リノベーションチーム (YUMEMI LIFE UPDATE PROJECT: YLUP)」を設置します。

委員会は、修繕・外構植栽・予実の3つの部会で構成され、それぞれが担当する領域ごとに中長期計画を立案します。集会所リノベーションについては、委員会から切り離した別のチームYLUPとして活動。長期修繕の全体予算を管理する予実部会と協議・連携しながらリノベーションに向けたアイデアをカタチにしていきます。長期修繕計画と集会所ジリノベーション案は理事会に答申され、毎年5月に開催される総会に議案として上程されます。いずれにしても、もう一つの住民組織である自治会YUMEMIONEとも密に協議・連携していきます。